小型車両系建設機械運転資格を取得する!

小型車両系建設機械運転資格とは、

  1.18歳以上なら /  2.ほぼ間違いなく /  3.取得できる /  4.国家資格である

とうことです。

全力で挑戦される皆さんのご活躍をお祈りしております。m(_ _)m

『資格』は『死格』にあらず!!必ず役立つときが来ます!!!

小型車両系建設機械運転特別教育について

そもそも車両系建設機械とは?

 言葉からはなんとなく想像できると思いますが、その種類が半端じゃありません。
 まず通常の「車両系建設機械」について、車両系建設機械とはキャタピラや車輪が付いている自走可能な車両で、地面を均らしたり(整地)、土や砂利を運んだり(運搬)、それをダンプなどに積み込んだり(積込み)、穴を掘ったり(掘削)する建設機械のことを言います。
 その中でも特に機体重量3t以上を車両系建設機械と呼び、機体重量3t未満を小型車両系建設機械と呼びます。

資格について① < 「車両系建設機械」の資格形態 >

 機体重量3t以上の車両系建設機械は技能講習を受講しなければならず、今回管理人が受講した機体重量3t未満の小型車両系建設機械を操縦するには特別教育を受講しなければなりません。
 更に車両系建設機械の用途は上述したように「整地」「運搬」「積込み」「掘削」の4つに分かれ、技能講習は更に「整地・運搬・積込み・掘削用」「解体用」「基礎工事用」の3つに分かれているそうです。

資格について② < 「小型車両系建設機械特別教育」とは? >

 機体重量3t未満の小型車両系建設機械を操縦する為に必要な資格で、労働安全衛生法に基づく国家資格です。
 尚「特別教育」は「技能講習」の下位資格であり、技能講習のように学科試験や実技試験はありません。
 講習も学科1日と実技1日の2日間です。2日間休んだり遅刻や早退をせず受講すれば、最後に修了証が交付されます。

 

講習について① < 受講の流れ >

講習の受講には年齢制限があり、18歳以上の者でなければ受講することができません。
 (18歳以上であれば、高校生でも受講することは可能です。)

・講習は全国各地で開催されており、主に建設機械メーカーが運営する教習機関があります。
・講習は、学科講習→錬度チェック→実技講習→錬度チェック→修了証交付といった流れになっています。
・受講料金も各教習機関で異なり、相場は15000円くらいとなっています。
 (詳細は、各教習機関にお問い合わせください。)

講習について② < 実際の講習の流れ >

 管理人は2009年7月に行なわれた講習に参加して修了しました。尚受講内容によっては各教習機関によって多少のバラつきがあるので、参考程度にして下さい。
 小型車両系建設機械特別教育は18歳以上であれば受講できます。講習自体は、1日目に学科があり、2日目に実技講習があります。規定の時間が来て講習が終わったら、すぐに修了証が交付されます。管理人は、建設機械のメーカーが自社敷地内で行っている、メーカー直営の教習所に通いました。メーカー直営なだけに、講習で使用する機体はそこそこ新しく、新しい機能が搭載されている等、従来の機能との比較なども説明してくれました。


 そして1日目の学科講習が終了し、明日はいよいよ実技講習です。講習で使用する機械は掘削用のショベルカーです。人によっては「ユンボ」とか「パワーショベル」と言いますが、ユンボはユンボ社という会社が作ったショベルカーの愛称で、パワーショベルとは正確には重量3t以上の機体のことを言います。また、掘削用のショベルカーのことは正式には「ドラグショベル」と呼びます。そんなこんなで、そのドラグショベルを生まれて初めて操縦し、操作を覚えなければならないので、テキストでイメトレをします。


 2日目は実技講習です。講習で使用する機体をみて最初の印象が「意外にでかい」ということです。
 機体重量3t未満と言われてもイマイチだったので、結構大きい車両に乗れるんだな~と思いました。どんな感じかと言うと、運転席はガラスも窓も何も囲いがありませんが、ヘッドカバーという屋根が付いています。そんなイメージ。
 操縦桿は左右にスティックがありそれを十字方向に動かして操作します。個人的には小型移動式クレーンのほうが簡単かもしれません。
 で、走行が一番難しい。
 キャタピラでコンクリートの上を走るのは間違っています。ちょっと強めに発進されると機体がバコンバコン揺れて見っとも無いです。そして何事もなく(と言っては嘘ですがw)無事修了証を手に入れることができました。

 


講習について③ < 講習で気をつけること >

 暑さ対策・・・これまで管理人は何箇所もの教習機関に足を運びましたが、建機の実技はどこの機関も外で行っていました。 管理人が受講したときは7月の夏場でした。講習時間は長くはないですが、真夏でも上下長袖・長ズボンなので、教習機関から特に指示をされていなくても、暑さ対策を万全にして特に水分補給ができるような対策が必要と思われます。


 寒さ対策・・・逆に冬場はしっかりと寒さ対策をする必要があると感じました。他の受講者の操縦を見ている時間が長く、また自分の番でも基本的に身体を動かす場面は少ないので、厚着をしていくことをおすすめします。



講習について④ < その他気をつけること >

 どこの教習機関でも同じですが、無事に講習を修了して、修了証(免許証)を受け取ると、説明があります。
 それは「修了証の紛失について」です。
 各種特別教育は全国一律の各種法令に基づいて実施されているものですが、あなたがその資格を取得したと立証できるのは、その特別教育を受講した教習機関でしか証明できません。
 修了証をよく見てみると、修了証の発行者がその教習機関の名前になっているはずです。
 つまり、その修了証を紛失してしまうと、受講した教習機関しか再発行できないので注意が必要なのです。
 また作業従事中は修了証の原本を携帯していなければならないので、常に紛失のリスクがあります。
 なので、心配な方は修了証を受け取ったらコピーをとって、そのコピーを家に保管しておくことをおすすめします。これにより、万が一の再発行の手続きがスムーズにいきます

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